雛人形の選び方

雛人形の選び方

雛人形の選び方としては、まずは、どんなタイプのものかが大きなポイントになるでしょう。できるだけ豪華で良いものを選んであげたいという気持ちがあるかもしれませんが、飾るスペースのことを考えなければなりません。

 

大きいのは無理だということではなく、選ぶ前に、飾るスペースの寸法を調べておくことが重要なのです。最近は七段飾りでもコンパクトなスペースで飾れるものも出てきています。

 

そしてスペースについての検討は、飾っている時のことだけではなく、収納するスペースのことも考え得ることが重要です。せっかく購入しても飾る場所、収納場所がないということだと、長く飾ることができません。

 

最近人気のコンパクトなサイズの雛人形としては、三段飾り、親王飾り、木目込み人形、立ち雛などがあります。小さい頃はやはり豪華で華やかな雛人形を女の子は喜ぶ場合が多いので、スペースの可能な範囲で良いものを選んであげると良いでしょう。

 

顔や着物の選び方ですが、技術的な問題ももちろんあります。しかしそれ以上に、子どもに似ている顔やこうなってほしいという顔を選ぶようにと言われています。

 

長く使うことになるものですから難しいことにとらわれず、ご家族で愛着の持てる、好きだと思える表情を探してみてください。

 

もう一つ雛人形を選ぶのに重要だとされるのが衣裳です。衣裳は雛祭りを華やかにする大きなポイントです。子どもはやはり華やかな色が好きな場合が多いでしょう。十二単の色の重ねのバリエーションは様々です。

 

色合いのバランスが美しく、気に入るものを探してみましょう。

出水市で雛人形買うならメーカーや作家が豊富な雛人形販売店がおススメです

節句&ギフト専門店 ぷりふあ人形

取り扱いメーカー・作家
ぷりふあ ふるうる
Prefer MOKU 眞壽雛
清水久遊 柴田家千代
小出松寿 工房ゆうき
幸一光 真多呂
平安豊久 minicola
大里彩 リュウコドウ

恵月人形本舗

取り扱いメーカー・作家
premo CAZARO
スワロフスキー RUNTO
Puca

雛人形・5月人形の人形屋ホンポ

取り扱いメーカー・作家
リカちゃん雛人形 平安豊久
吉徳 天使のはごろも
逸品 一秀
幸一光 真多呂
柿沼東光 ほのか
原孝州

人形広場 雛人形・五月人形専門店

取り扱いメーカー・作家
天祥オリジナル ぷり姫
宴桜 こひな
新古今 市松人形
久月 吉徳大光
一秀 真多呂
雛幸 柿沼東光
柴田家千代 有松陽寿
祥秀 清水久遊
ひなろこ リュウコドウ
丹青堂

人形の丸富

取り扱いメーカー・作家
人形の久月 吉徳大光
平安豊久 東玉
ワダエミ監修 雛人形 清水久遊
平安寿峰 平安桂甫
平安雛幸 大橋弌峰
横山一彦 平安優香
小出松寿 樋泉円
小出愛 平安雛幸

雛人形 五月人形 鯉のぼりの久宝堂

取り扱いメーカー・作家
大橋弌峰 一秀
新井久夫 柴田家千代
金林真多呂 小出松寿

人形の佳月

取り扱いメーカー・作家
柴田家千代 京雛
真多呂 一秀

雛人形の相場はどれくらい?

雛人形の相場は

雛人形の価格は、種類も質も様々あるので、まさしくピンからキリまでです。比較的飾るスペースも小さくてすむ親王飾りや木目込み人形であれば、5万円以下で買える手頃なものもあります。

 

その一方でこれぞ雛人形というような、多くの方が雛人形と聞いてイメージする七段飾りのように豪華な雛人形だと、400万円を超えるものまであります。

 

これだけの価格の幅があるので、雛人形の相場はいくらと言うのはなかなか難しいものがあります。しかし、やはり種類ごとに売れている価格の雛人形というものがあります。

 

一番高価な七段飾りだと、20万円以上のものから50万円くらいのもの、三段飾りだと8万円くらいから20万円くらいのものが最も売れているようです。

 

男雛と女雛のみの親王飾りでは、5万円から15万円くらいのものが多く購入されており、価格的にも比較的手ごろで、飾るスペースなどの面からも、現在では最も広く購入されているタイプの雛人形と言えるでしょう。

 

また、木目込み人形も同程度の価格が相場となっています。なお、木目込み人形の場合、かなり小ぶりなものもあるので、3万円以下から購入できるものもあります。

 

雛人形の価格は同じ種類のものでも、人形の素材はもちろん、道具の精巧さや衣裳の織物の種類などでも大きく違ってきます。

 

しかし人形の質に関係することだけでなく、有名なお店の雛人形だったりすると宣伝費用などで価格が変わってくることもあります。ですから、購入に充てられる費用を決め、その中で質が良く、気に入るものを探すのが良いでしょう。

一般的に雛人形を買う時期はいつ?

雛人形を買う時期

雛人形は早くて立春から、一般的には初節句の前から1か月程度飾るものです。ですから、それまでには準備しておく必要があります。ですから雛人形を買う時期はお正月が明けた頃から2月半ばくらいとなっています。

 

お店に雛人形が出始めるのは早いところで11月には並び始めます。しかし、実は新作の雛人形が出揃うのは、基本的に年が明けてからです。ですから、年明けまでに売られている雛人形は前の年のものであることもあります。

 

雛人形は女の子の結婚などを含む一生の幸せを願って贈るものであるので、その性質上、「安売り」や「売れ残り」のものを贈るのは避けるべきだとされています。

 

確かに新作が早い時期に並ぶこともないわけではありませんから、できるだけ多くの選択肢の中から選びたいという方であれば、この頃から検討を始めるのが良いかもしれません。

 

しかし、購入してから、事情を知って後悔しないように、やはりお正月が明けてから買うか、早い時期に購入するのであれば、必ず、新作か前年のものかを確認するようにするのが良いでしょう。雛人形の多くは、手作りのものです。

 

それゆえ、同じものの数が多くありません。気に入ったものの購入を先延ばしにしてしまうと、すぐ売り切れてしまって、もう同じものは手に入らなくなってしまうという性質のものです。

 

また、年明けから時間がたてばたつほど、どんどん選択肢は減っていきます。ですから、購入はできるだけ先延ばしにせず、早い時期に検討を始め、気に入ったものに出会ったらできるだけ早く購入を決めると良いでしょう。

雛人形の意味って何なの?

雛人形の意味

今は女の子が可愛く着飾り、雛人形を飾り、ちらし寿司などを食べて華やかに祝うイメージのある雛祭りですが、元々は季節の節目などの変わり目に様々な災厄から身を守るために行われる厄払いなどが起源になっています。

 

それで、今では飾られるようになった雛人形ですが、かつては厄や邪気を代わりに引き受けてもらうものとして子どもの体を撫でてから川に流す習慣でした。

 

人形を飾る風習が出来たのは江戸時代頃になってからで、元々は草で作られていたり、紙の人形だったりしました。このような雛人形の意味合いから、お嫁に行く際や、旅行に行く際にも災厄から身を守るものとして持っていく習慣ができました。

 

そして今でも、昔の習慣と同じく、雛人形は女の子の一生の厄を身代わりしてもらうという役割があり、親や祖父母が女の子の健やかな成長や、一生の幸せを願って贈るものとされています。

 

一定期間飾ることが良いとされていたり、雛祭りが終わってから長く飾っておくのは良くないと言われる理由の一つにも、雛人形の厄払いとしての役割が関係しており、長く飾っておくと、再度、厄や邪気が戻ってしまうと言われています。

 

また、雛人形は人に譲ったり、おさがりをもらったりするのでなく、新しいものを子どもごとに持つ方が良いとされているのもそのためです。

 

ですから雛人形はただ飾って楽しむためのものでなく、女の子を厄から守るために身代わりになってくれるという役割があるのです。

雛人形は必要ですか?

雛人形は必要か

雛人形は必要かという点ですが、一昔前までは、女の子が生まれたら必ずと言ってよいほど雛人形を買ってあげるものでした。

 

しかし、最近は、前ほど雛人形を買ってあげているご家庭は減っているのかと思われますが、なんと、今でも9割近い女の子は雛人形を持っているようです。予想以上の所持率ではないでしょうか。

 

基本的に、ほとんどの女の子は雛人形を持っているということになりますね。これは実は男の子の5月人形の所持率より20%ほど高く、おそらく雛人形の厄払いというお守りとしての役割ゆえのものだと思われます。

 

いらないと考えている女の子のいるご家庭でも、おじいちゃんおばあちゃんの勧めにより、購入するということも多くあるようです。

 

幼稚園や小学生の女の子の間では、子ども同士でも雛人形を飾るという話が出るようですので、買ってあげたいと思う方が多いかもしれません。

 

ただし、昨今の住宅事情などを考えると、昔ながらの豪華な雛人形は必要なくなってきているのかもしれません。せっかく持っていても飾る場所がなかったり、保管場所がなかったりというと残念なことになってしまいます。

 

特に、大人になって家を出るときに、自分の雛人形を持っていけるかにも関係してきます。例えば一人暮らしの女性の雛人形の所持率が20%以下なことからも、豪華さなどにこだわらず、長く愛着を持って飾れるような、雛人形を選ぶことがお守りとしての役割を果たせる秘訣かもしれません。